ダンマパダこころの清流を求めて

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第一 対[句]の章
YAMAKA VAGGA(THE TWIN VERSES)


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第16偈 ダンミカ・ウパーサカ

良き夫であり、五百人の信者のリーダーで、みんなから尊敬を受け、比丘たちにいろいろな施しをしていた・・・

[偈: Gāthā]
16. いことをするひと は、このよろこ び、あのよろこ び、ふた つの においてよろこ ぶ。 自分じぶんきよ らかな行為ふるまい て、そのひと は、よろこ び、 かつたの しむ。

[パーリ語: Pali]
Idha modati pecca modati / katapuñño ubhayattha modati
So modati so pamodati / disvā kammavisuddhamattano.

[英語: English]
Here he rejoices, hereafter he rejoices. In both states the well– doer rejoices. He rejoices, exceedingly rejoices, perceiving the purity of his own deeds.

[因縁物語: Story]
※つつましく信心深いダンミカ(Dhammika)は、良き夫で あり、七人の息子たちや七人の娘たちにとっても良き父親であった。

又、ダンミカは、五百人の信者のリーダーとして、みんなから尊敬を受け、比丘たちにいろいろな施しをしていた。

ある日、ダンミカは重い病気にかかり死の床についた。そして、比丘たちにお経を唱えていただきたいと、仏陀のもとに「使い」をおくった。

比丘たちがダンミカの枕元で念住経(Satipaṭṭhānasutta)を唱えはじめると、神々の世界から美しく飾られた馬車がダンミカの目の前に現れ、彼を天国に連れて行ったのである。
(第16偈の因縁物語)





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